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ポスター撮影の舞台裏をリポート!

クランクインまで数日となった9月某日、「役者魂!」のポスター撮影が、
都内のスタジオにて行われました。この撮影の前には、キャスト、スタッフが一同に顔を揃える「
顔合わせ」、キャストによる「(台)本読み」も行われていたので、キャストのみなさんも、
役のイメージをより掴んだうえでの撮影となったようです。


そんななか、最初に登場したのが、藤田まことさんです。
重厚な口ひげをたくわえ、黒いマントを身にまとった藤田さんがスタジオに現れると、
スタッフからも「おおっ!」というどよめきの声が。特に細かい指示がないにもかかわらず、
たたずまいも、表情もすでにシェイクスピア俳優・本能寺海造のような風格をたたえていて、
圧巻のひとこと。「お願いします」「はい、どうぞ!」と、カメラマンとのやりとりも軽快で、
15分ほどという、驚異的な早さで撮影終了となりました。


続いて登場したのは、黒のスーツを着こなした松たか子さん。今回のポスターでは、
本能寺を指差し、「…って、何これ?」と不思議そうな表情を見せる烏山瞳美を撮影。
表情、手の動きに、細かいお芝居が要求されます。笑顔、不思議そうな顔、
ちょっと怒ったような顔、真剣な顔と、カメラマン、プロデューサーの要求に応じて
表情を変えていきます。指の動きも変えて数パターンを撮影したところで、
プロデューサーから「今度は、指は(マンガ「まことちゃん」で、まことちゃんがする)
“ぐわし”のように」という指示が。これにも松さんは「手の筋肉がつっちゃいますよ~」と
笑顔を見せながら、形を作っていました。


 松さんの後に現れたのは、やはり、黒のスーツでビシッときめた森山未來さん。
颯爽と登場したのに、スタッフから出た指示は「ポカ~ンと口を開けて、いってみましょう!」
というもの。しかも、それを振り向きざまにやるというのですから、簡単なことではありません。
しかし、ダンスで鍛えた経験が生きているのか、振り向きざまでもカラダがピタッと止まるのです。
数テイクでOKが出た後は、さらに難しい、“ジャンプして着地と同時に振り返る”という
バージョンを。「一度、テストで飛んでみましょう」というカメラマンの指示で飛んでみたところ、
高さ、バランス、表情のどれもパーフェクト! 口々に「すごい、すごい!」と感嘆の声を
あげるスタッフに、森山さんも笑顔で応えていました。


 イスを使っての撮影に挑んだのは、加藤ローサさん。驚きのあまり、イスから転げ落ちそうに
なるというポーズの撮影です。本当に落ちそうになっているように見せるため、
カメラを床面ギリギリに設置して下からあおるようにして撮影していきます。
手を後ろに反らし、体をのけぞらせて、そのうえ足も浮かせての撮影は、いくら固定された
イスの上とはいえ怖さを感じるはず。それでも、全身を使って思い切り演じていた加藤さん。
終了後、撮影カットを確認しながら「すご~い! 本当に倒れてるみたいですね」と満足そうな
笑顔を残してスタジオを後にしました。


 最後にやってきたのは、本能寺海造の子供を名乗る福田桜子と忠太を演じる川島海荷ちゃんと、
吉川史樹くん。「手をつないでみて」「もっと、くっついてみようか」「目線は左上ね」なんて、
カメラマンから次々に飛ぶ指示にも、きちんと対応していたふたり。途中、史樹くんが
撮影場所から離れてどこかへ行こうとしたときには、海荷ちゃんが「ここにいなきゃダメだよ」
とやさしくたしなめていたのも印象的でした。

撮影されたカットのうち、どんなポースが採用されて、どんなポスターに仕上がるのか? 
本当に楽しみです。

富士TVから
http://www.fujitv.co.jp/yakusha/index2.html
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